店舗リノベーション
白でない、グレーでもない、グレージュ空間。
バタサントトモダチ。ネパール×徳島・サステナブルリノベ ♯1
彼はネパールで、大工見習いの経験があり、現店舗はほぼ自分で造りあげていた。
彼の経験を活かし、着工前に決定する内容以外は、現場で話ながら進めようという、これまでにないスタイルでスタートしたリノベーション。
「バタサンハガシタキヲカベ二ハリタイヨ」とビシャール。そこで解体した木材を丁寧に研磨して壁に張った。
仕上げの着色塗装、外部・内部の壁の塗装はすべてビシャールが仕上げた。
あるものを活かす。ネパールの家づくりでは当たり前の事だそうだ。
余った端材の有り合わせの資材を使ったり、解体で出た資材を再利用する事も少なくないそう。ネパールの建築の考え方をプラスした、リユース&サステナブルな現場となった。
「ないもの」を揃える私達。「あるもの」でどうにかする考え方や姿勢。
忘れていたことを思い出させてくれた。
バタサントトモダチ。ネパール×徳島・サステナブルリノベ ♯2
1ケ月休むことなく、朝早くから晩遅くまで作業をしていたビシャールとバタサン。
完工後、お互いバタサンロス・ビシャールロスになっていた。
お国違えど、大工仕事や家づくりに対する熱い想いは万国共通だ。
オレ、海外で大工できるかも。とバタサンこと棟梁は笑って言った。
PAHUNA パフナ(ネパール本格カレー&インド料理)
〒770-0052 徳島県徳島市中島田町2丁目33-1
営業時間11時~15時/17時~21時 LO
水曜定休
歓楽街にあった、見つけた。最高の採光と赤いベル ♯1
歓楽街にフォトスペース?と少し不安を抱きながら、内覧に同行し、ドアを開けてびっくりした。
彼らの抜群のセンスでアンテナが立ったその物件は、見立てが正しい余計なモノが一切ない素敵な物件だった。
アールのレトロな大きな窓からは、やさしい自然光がたっぷりと入る。
ありのままの自然な写真を撮る彼らに照明はそもそも不要だった。
真っ白な躯体の天壁は以前の入居者が塗装したものだと聞いた。壁のレトロな赤いベルは、人気の撮影小物の1つになっているそうだ。
何よりもこれからお商売をはじめる若い彼らにとって、小さな初期投資でリスクも少ないという工事は一番のメリットだった。
歓楽街にあった、見つけた。最高の採光と赤いベル ♯2
けれど、この場所は他の誰でもない、幸せな瞬間を一枚の「寫眞」に収める彼らだからこそ、活かすことができた場所なのだと思う。
お商売のコンテンツとのマッチング、物件の見立てがうまくいけば、今まで見向きもしなかった場所の物件もリノベーションで再生し、若者が起業しやすい物件づくりに繋がると確信した工事だった。
昼間の歓楽街に自分達の居場所を見つけた彼らは、誰よりもいけていて、斬新で新鮮だ。
sourire スリール
『 その幸せを記録するお手伝い 』
たかが50㎝、されど50㎝。ハンガー1つ分のサイズの意味 ♯1
何重にも厚みを増した壁や床。
間口が狭く、奥に細長いスペースの店舗を少しでも広くしたい。
そして、お客様の目線でより快適な空間づくりをしたい。
そこで、限られた空間を有効に活用しながら、お客様の回遊動線やスタッフの作業動線の改善を目的とし、オーナー様の要望にいかに応えるかが課題だった。
8thのリニューアルリノベーション。
コロナ禍の外出自粛で、全国的にも洋服需要が低下していると言われる中
けど、やっぱりリアルにお洋服を見たい。
女性にとって洋服を買う時は嬉しくてワクワクする時間。
そんなとっておきの時間を少しでも、快適に楽しく過ごして欲しいというオーナー様の
気持ちや気遣いを感じられる場所にして差し上げたい。
コロナ感染リスクの軽減、前向きな事業展開を想像しながらの工事スタートしました。
たかが50㎝、されど50㎝。ハンガー1つ分のサイズの意味 ♯2
限られた店舗空間において、左右に50㎝空間が広がる事はお洋服店にとって、とても大きな意味がある事。
また、奥に細長い空間にめりはりをつけるため、手前の天井をあらわしにし、高低差をつけることでさらに空間に広がりを。床も手前と奧で切り替えることで、印象を変えて。
在庫管理兼通路のストックバックヤードを設け、より作業もしやすく限られた空間を無駄にしないように。
これまでは壁で伏せられていた階段下の空間も収納スペースとして有効活用したり、別々だったトイレと手洗いをあえて一つにする事で、お客様同士のバッティングを避け、広々したスペースに変更し使いやすく。
WCが清潔で素敵であることは女性にとっては嬉しく、また気になる場所の1つだと思うスタッフ。
シンプルでモダンな素敵なスペースに変わったWC。
オーナー様セレクト&施工のGUCCIの壁紙もWCのアクセントウォールに!
是非、お店でご覧くださいね。
今、インスタやblogなどの着画写真などを見てご来店される方がとても多いとオーナー様。
それらを踏まえ、奧にモールディングを施した壁面をつくり、SNSの強化を図れるように。また今後、模様替えができるよう塗装仕上げにする等の工夫を。
コロナ禍で、SNSやオンラインショップの運営を円滑に進める事は、新しい層のお客様の獲得にもつながると見込んだオーナー様。
そんな想いを汲み取り、今、そしてこれから必要なコト・モノを盛り込んだリノベーションで想いカタチにする事ができました。
SALUT
〒770-0913
徳島市南新町1-10
http://salut-kaya.com/
お花屋さんの第二章のはじまり ♯1
店舗はお客様が来てくださる場所。
オーナー様は日々仕事に打ち込む場所。
汚れたり傷んだりして当然です。
もちろん、モノも増えます。
日々忙しい素敵なお花屋さん。
工事前に、まずは詳しくヒアリングから。
これまでの不便を少しでも解消し、もっと作業しやすく。
店舗工事は時間との戦い。
ある程度の規模になると、どうしてもお店を休まなければいけないから・・・。
短期間で完工したい。
工事にあたって、荷物だって全部出す作業もしなければいけない。
業務をこなしながらの改修工事はオーナー様にとっても負担。
少しでも、オーナー様の負担を減らすことができるように
また、スムーズに丁寧にかつ短い工期で仕上げるように
着工前に段取りや準備をし、工事に着工しました。
お店の中のモノをすべて出してから、まず行ったのは塗装作業。
最終的に壁に棚を取付る際の下地補強等、大工工事のあと行ったのは
壁面塗装。
オーナー様や棟梁・スタッフも一緒にセルフリノベ!
BATAHOUSEで販売している、夏水組ウォールペイントの「オベルジーヌ」
で壁面の塗装を施しました。
夜遅くまで、ひたすらみんなでヌリヌリ。
途中、美味しいおやつをいただいてヌリヌリ。
美味しいお弁当をいただいてヌリヌリ。
食べてばっかりではありません!
ほぼ2日間、朝早くから夜遅くまで塗装作業を行いました。
とびきり大きな工事でなくでも、雰囲気をがらっと変えることができた店舗リノベーション。
これまではゆるりと区切られていた空間を、壁を起して作業しやすいスペースを確保し、カウンターを設置してお客様とのやりとりをスムーズに。
また、細かな花材などを少しでも使いやすいように壁面収納をご提案したり。
床も思い切って張替えて、グレー×パープルの大人な内装に仕上がりました。
お花屋さんの第二章のはじまり ♯2
実はこの色決めの際、オーナー様がイギリスでの修行時代に一緒に仕事をされていたという有名なフローリストのお兄ちゃん(オーナー様は親しみを込めてそう呼んでいた)
イギリス↔日本でのやりとりしながら「お花が映える色!」ということで決定した色。
さすが!イギリスのお兄ちゃんのいう通り!
VIOLAの世界観をさらに素敵に演出してくれる、本当に素敵な壁に仕上がりました。
BATAHOUSEのお客様でもVIOLAファンがたくさんいらっしゃいますが
お花を買いに行ったお客様から、「壁の色とても素敵だった!」と言っていただき、さらに嬉しいスタッフなのでした。
「壁で世界は変わる。」
VIOLAさんで使用したウォールペイントはビニルクロス(壁紙)の上からも塗れる水性ペンキ。もちろん、おうちの壁のペイントにもオススメです。
VIOLA
〒779-3121
徳島県徳島市国府町和田字居内161-3
https://www.viola-viola.com/
元々の雰囲気を壊さない、小さなリノベ ♯1
錆びたトタンはそのままに。
今はない貴重な型ガラスが入った長い年月使われてきたであろう、木製の建具。
砂壁も取ることなくそのままに。
古くて新しい空間がとても居心地よいSHOPオーナーが
今回の改修工事で、BATAHOUSEを選んでくださった理由。
それは「きっとBATAさんなら、ピカピカキレイにしないから。」
一瞬びっくり!かもしれないけれど。
これって、私達は最高の褒め言葉だと思っています。
新建材を使って、キレイにキレイに仕上げることはだれでもできるかもしれない。
けれど、あるものを活かしたり、雰囲気を壊すことなく
改修工事を進めるということは、いろんな意味で難しいことだから。
コロナは飲食をされる業者さんや食品販売の形態をがらっと変えてしまった。
これまでのイートインスタイルからテイクアウトスタイルへ。
その為の工事をいろいろと。
BATAHOUSEの強味でもある、棟梁がデザイン設計から施工までやってしまうこと。
小さな現場であればあるほど、この強味が活きてくるBATAHOUSE。
仕上がった現場に向かうと、棟梁の提案でお庭に元々あった石を使っての「飛び石」が施されていた。
「飛び石」とは、昔から雨や湿気の多い日本で、履物が土で汚れないよう、平らな石を置き、人の歩幅(昔は和装の歩幅と言われているらしい)にあわせて並べること。
飛び石があることで、テイクアウトコーナーへお客様を自然と誘導でき、そして何よりも以前より趣ある風景に。
お客様が雨で塗れることがないようにと、庇も延長。
これまでと同様に、違和感のない景観のままに仕上げました。
元々の雰囲気を壊さない、小さなリノベ ♯2
古材でカウンタを取り付けて。
正面にはモザイクタイルを。
レトロなテイクアウトカウンターにぴったりのタイル。
室内のカウンター工事や、キッチンスペースのカウンター工事や
なども、この度一緒にさせていただきました。
そして、お客様がわかりやすいように・・・と看板の設置も。
四国の素敵な暮らしの道具が揃う
nagaya.project
〒770-8051
徳島市沖浜町大木256
http://nagayaproject.com/
みんなが集まる平屋リノベーション ♯1
平屋はみんなが憧れる家。
築40年の古い趣のある平屋をリノベーションして、みんなが集まるスペースに。
「古いから」「平屋だから」すべていいのか?
それはまた違う。
きっとオーナーである素敵な美人姉妹さんはこの家がどんなスペースになるのか想像できたのだろう。
そしてスタッフも同じことを感じていた。
建物の雰囲気、状態、醸し出す空気。
ここはきっと素敵な場所に変わると感じる直感。
うまく言葉にはできないけれど、とにかく感覚でわかる。
こちらの平屋もまさにそんなワクワクが始まる、そう感じる平屋なのでした。
懐かしいガラスが入った建具や年月を感じる柱もそのままに。
その存在自体が素敵だから、あえてそのままがいい。
「大切に残すところ、潔く省くところ。」
この選択がリノベーションではとっても大切。
みんなが集まる平屋リノベーション ♯2
そして、お施主様自身のセルフリノベーションも。
漆喰やペンキをせっせと男前に塗る姿。
普段のしっとり艶やかなお着物姿のプロフィール写真とのギャップがこれまた、素敵すぎる。
・・・みんなに愛されるお家のお手伝いができたこと。
また1つ、BATA HOUSEにとって嬉しい場所が増えました。
先日、お伺いすると、素敵な台湾茶器で台湾茶と美味しいシュト―レンを出してださいました。
美人姉妹が醸し出す、ゆる~りとしたなんともいえない空気。
ストーブの温かさが懐かしくて心地良くて。
まるでおばあちゃんちに遊びに来たような、そんな感覚に。
いつもバタバタと慌ただしい棟梁とスタッフ。
また、遊びに行きたい!というか、お二人に会いに行きたい!
そんな風に思いました。
・・・BATA HOUSEではお施主様によるセルフリノベーション、積極的に取り入れています。
おそらく、多くの工務店は工期が読めない。現場の仕上がりの問題。などなど。
様々な理由から、積極的に取り入れていないところも多いかもしれません。
BATA HOUSEは違います。
職人から直接レクチャーを受けて、お施主様自身が実際にやってみる。
プロに任せる部分&自分でやってみる家づくり。
自分の家に自分で手を入れることでさらに愛着を持って、大切に住みこなす。
是非、一度ご相談ください。
kadoyaキッチン
板野郡松茂町
https://ameblo.jp/kadoyakitchen/
元々はコインランドリー、工務店らしくない工務店BATA HOUSEができるまで。
実は、BATA HOUSEの事務所&ショールームもリノベーション物件。
もともとはコインランドリーでした。
工事期間中、何人もの方に「美容院ですか?」「雑貨屋さんですか?」
「カフェですか?」←これが一番多かった。
と聞かれて、そのたび、工務店です!というと少し残念な顔をされてしまったり。
元々を知ってる方には、すごく変わりましたね!
とか、こんな風に変わるんだ!と言ってもらえます。
インテリアショップや雑貨屋さんのように、気軽に来てもらい、おうちの相談ができるスペースを。というコンセプトのもとに完成したショールーム。
工務店らしくない工務店、BATA HOUSE。
一度、気軽にお越しください。
オシャレ系カルチャースクール 1
徳島市庄町にあるオシャレ系カルチャースクールと言えば、エミールカルチャー&マルチスペースさん。
廃校になった学校をリノベーション。
施工・デザインのみをさせていただきました。